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陶郷 美濃の里より陶芸の新たな息吹をお届けします

悠久の時を経て輝きを放つ美濃焼

美濃は尾張との交通が非常に容易であることから、古くから栄えてきた地方です。名刹虎渓山永保寺をはじめ歴史的に重要な文化財も多く、文化の薫り高い地域としても知られます。そんな美濃を代表する名産品が、美濃焼。この地は古くから良質の粘土が産出され、平安の頃より焼き物が盛んに行われてきました。特に安土桃山時代には、焼き物の先進地だった京から訪れた多くの陶工や茶匠との交流により、美濃焼の発展に大きく貢献しました。今でも人気の高い「瀬戸黒」「黄瀬戸」「志野」などの焼き物は、この頃に誕生したものです。
美濃焼がひとつの完成形を誕生させるのは、大名茶人の古田織部正(ふるたおりべのかみ)によるもの。彼は自由闊達な発想から、非対称で味わい深い造形で鮮やかな色合いの「織部」を創作。ここに東洋のルネッサンスと讃えられた美濃桃山陶は茶陶を中心として集大成されます。現在では食器類の生産、全国50%以上のシェアを誇る日本の焼き物代表格として、美濃焼は人々の暮らしにさりげなく溶け込んでいるのです。

美濃焼の可能性が広がり続ける「うつわ邸」

そんな「美濃焼・織部の世界」をトータルに表現したコンセプトショップがオリベストリートの一角に位置します。その名は「織部うつわ邸」。伝統的な商い家風の建物に一歩足を踏み入れると、情感に満ちた空間が広がります。石畳の向こうにあるのは美しい中庭、どこか懐かしさを感じさせる土間には四季の草花で彩られた和雑貨や陶器、座敷には人気の美濃焼作家の器が所狭しと並べられています。
また、二階は貸しギャラリーとして、オリベイズムを継承する人々が新しい表現の場として利用できるようになっています。さながら美濃陶芸の新たな息吹を感じられる素敵な空間として、今日も多くの陶器ファンをうならせています。

侘び寂びの精神を追求し、陶器革命をもたらした偉人

陶器の材料となる極上の粘土、豊かな森から供給されるふんだんな薪、今もなお美濃は、陶芸作家たちの創造性を揺さぶり続ける場所。そんな聖地として君臨するきっかけとなったのは、ある革命的な武将による功労の賜物。その人物の名は、古田織部―――。

古田織部 時代	戦国時代後期 - 江戸時代前期古田織部
時代 戦国時代後期
      -江戸時代前期

戦国時代から江戸時代にかけて名を馳せた、岐阜県本巣郡出身の武将、大名。一般的には茶人として知られ、千利休が大成させた茶道を継承しつつ大胆かつ自由な気風を好み、茶器製作・建築・庭園作庭などにわたり「織部好み」と呼ばれる一大流行を安土桃山時代にもたらしました。

戦国時代から江戸時代にかけて名を馳せた、岐阜県本巣郡出身の武将、大名。一般的には茶人として知られ、千利休が大成させた茶道を継承しつつ大胆かつ自由な気風を好み、茶器製作・建築・庭園作庭などにわたり「織部好み」と呼ばれる一大流行を安土桃山時代にもたらしました。

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