この度ガレリア織部のご厚意で個展を開催する運びとなりました。私なりの志野、黄瀬戸を中心に展示させていただきます。ご高覧、ご指導賜りたいと存じます。ご来場お待ち申し上げております。

信楽で作陶されている藤原さん。エッジの効いた存在感のあるフォルムと、ターコイズブルーの景色、シックな佇まいが作り出す独特の世界観に圧倒されます。モダンな中にも信楽らしい土感がみられ、釉薬によって胎土が異なるなど作陶への熱量が感じられます。

カセた表情と品のある佇まいに、時に破調の美を伴った無作為の作為と薪窯焼成から生まれる景色が魅力で、穴窯で焼かれた伊賀らしい焼き締めをはじめ、高麗、唐津、白磁、そして金銀彩と引き出しも豊富です。

書家•水墨画家の可知凛花です。6歳より書を、23歳より水墨画を学び今に至ります。わたしにとって、作品は“日記”のようなものだと思います。日々、感じたことを作品に込めます。喜びや悲しみ、楽しみや苦しみ、その一つ一つが毎日違って美しい。そんなふうに感じています。